パニック障害、自律神経失調症、うつ病の改善

パニック障害、自律神経失調症、うつ病の改善|薬の服用なし、再発なし

パニック障害、自律神経失調症、うつ病を「薬を服用することなく」、しかも「再発することもなく」改善する方法があります

パニック障害の治療法|薬物療法の理解


パニック障害を正しく知る


パニック障害の治療法の選択

パニック障害で有効とされる治療法には、大きく分けて薬物療法と精神療法があります。
どちらか一方が特に効果が優れているということはなく、一般的には両方の治療法を併用することが有効とされます。

段階的に、急性期は薬物療法が効果的──まず薬によって基本症状のパニック発作を抑える──で、慢性期の維持療法(※1)ではCBT(※2)が再発を防ぐために有効であるということになります。

※1 再発予防などのために継続しておこなう治療のこと
※2 認知行動療法:CBT(cognitive behavioral therapy)
   

パニック障害の治療は、薬による治療が中心です。


治療の基本は薬ですが、予期不安(発作に対する不安)や、広場恐怖(発作が起こりそうな状況を避ける行動)は薬だけでは治りにくいと言われており、特に広場恐怖は認知行動療法との併用が効果的です。



パニック障害と薬の服用についての理解

kiji-3-薬 繰り返しになりますが、パニック障害のはっきりとした原因は不明です。
最近の研究では、脳内の不安に関する神経系の機能異常によって、ノルアドレナリン系の活性、セロトニン系やドーパミン系の機能低下などが推定されています。

薬物療法はこれらの”神経伝達物質”のバランスを調整していくものです。

■SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)
 ノルアドレナリン活性を和らげる神経伝達物質であるセロトニンの利用率を高める抗うつ薬)

■抗不安薬
 ノルアドレナリンの活動性を調整するガンマアミノ酪酸(GABA)という神経伝達物質の働きを高める作用

(パニック障害治療薬)※詳細については別記




神経伝達物質:脳を構成している神経細胞どうしの情報伝達に利用される物質のこと
最近の脳科学の発展により神経伝達物質の解明が急激に進み、脳の機能に関する重要な役割を果たしていることが分かってきています。

<代表的な神経伝達物質と主な働き>

ノルアドレナリン(ノルエピネフリン)…意欲、不安、睡眠などに関係。ストレスに敏感に反応
アセチルコリン…学習や記憶に重要な役割を果たす物質といわれ、認知症ではこれを含むニューロンの異常がみられます。
セロトニン…気分の変化や睡眠リズムをつかさどるといわれている。不眠やうつ病に関係。
ドーパミン…幅広い働きを持つ物質で、運動機能の調節の役割(パーキンソン病の発症に関係するといわれている)や、情動や認知に働いて、統合失調症の幻覚や妄想に関係すると考えられている。
ガンマアミノ酪酸(GABA)…神経の活動を抑制し、不安やけいれんをおさえる働きがある



薬物療法と副作用
kiji-3-医療イラスト13 薬物療法、いわゆる薬の服用については、一般的に副作用がつきものです。
実は、副作用が出現することは服用している薬が十分に効いている証拠でもあります。

薬の効果や副作用は、使用量の多少ばかりではなく、患者さんの心身のコンディションにも左右されます。
また、同じ薬で同じ用量であっても、ある人にはほとんど副作用がないのに、逆に強い副作用の症状が現れるといった個人差もあります。

さて、薬については、何かと心配や不安視される方も多いと思います。
処方される薬については、その効果と副作用についての説明を必ず受け、定期的に診察を受ける際に、服用して何か気づいたことがあったら医師に必ず報告することが大事です。

薬物療法では、医師は各患者の症状にあった薬の種類と量を調整しますから、その服用に関しては、合う合わないを自分で勝手に判断することなく、副作用も含め、気づいたこと、気になる事は主治医と相談することが大切です。


薬物の投与期間・維持療法期間

薬物療法では、治療の開始時、維持期、集結期の各時期でどのような治療が行われるのかについて説明を受けることも重要です。

(開始時、急性期:薬の漸増期)
薬の服用を開始したら、少しずつ十分な量まで薬を増やして、パニック発作や残遺症状(自律神経失調症状)をコントロールします。

(維持投与期間:6ヶ月から1年間)
症状がなくなったら、これを維持する期間に入ります。

※この維持投与期間についての臨床結果は少なく、続けることは再発防止に効果はあるものの、中止後の再発に対する保護的作用はないとの報告もあり、未だ研究段階です。

このことは暗に「薬物療法の限界」を示すものであり、治療法の選択における次の段階としての精神療法(特にCBT:認知行動療法)の併用の必要性を促すものです。


症状が十分に安定したら徐々に薬を減らしていきます。

実際として、薬物(抗うつ薬)の効果がでるには最低2~6週は必要で、さらに十分と言えるまでには6~12週を必要とします。(初期投与期間の目安)(通常この12週までが急性期とされる)

一つの薬の効果を判定するのに、どのくらい時間をかけ、効果がない、または不十分な場合、いつ他の薬に変更すべきかの明確な基準はありません。ただし、上に示されるように薬の効果を見るにはそれなりの期間は絶対必要になります。日本の厚労省研究班では効果測定に最低4週間はかけるよう勧めています。


薬物療法の注意点

薬は十分な量を十分な期間用いること

(風邪をひいたとして、風邪薬との併用を避けるために自己判断でパニック障害の薬を中止したら、数日後パニック発作の症状が現れることがあります。)

中止する場合は、離脱症状(※3)に注意し、徐々に減らすことを第一とします。
(薬の種類により異なります)

※3 離脱症状:薬物の体内からの消失にともない体のバランスが崩れてからだの異常が出現すること(以前は禁断症状といっていました)






 

パニック障害の薬物療法

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