パニック障害、自律神経失調症、うつ病の改善

パニック障害、自律神経失調症、うつ病の改善|薬の服用なし、再発なし

パニック障害、自律神経失調症、うつ病を「薬を服用することなく」、しかも「再発することもなく」改善する方法があります

パニック障害の症例と症状の特徴|症状を理解する


パニック障害を正しく知る

パニック障害の治療には、患者と家族(または周囲の人々)の積極的な治療への取り組みが不可欠です。
kiji-1-3 パニック障害の場合、パニック発作の身体的症状から、「自分は心臓や肺の病気ではないか?」と思って検査を受けます。しかし検査の結果は何の異常もないことが普通です。この場合、ホッとする部分もありますが、発作を考えると、「一体自分は何の病気なんだ?」と不安がつのります。

そんな本人の不安をよそに、家族や周りの人々からは、わがままで勝手がよい性格だと非難されたり、怠け者の兆候であるとかいわれることが多々あります。

それゆえに、本人の病気に対する不安を取り除き、さらに家族の治療に対する協力が得られようにするためにも、パニック障害に対する正しい認識が必要です。
パニック障害の症例
kiji-1-4 それは、自宅で普段どおり過ごしていたある日の晩でした。32歳の主婦、Sさんはわけもなく急に、心臓がドキドキし、息苦しくなり、汗が噴出し、手のシビレが出現。

あまりにも突然の症状に、「このまま死ぬのではないか」という思いにかられたSさんは、救急車を呼び、病院の救急外来を受診しました。

ところが、病因に着いた頃(10分ぐらい経っていた)には、その発作は治まっており、通常の身体的検査では何ら異常は見つからず、その日は点滴をして帰宅。

しかし、その後も発作は続いたのでした。
「また発作が起きたらどうしよう」と不安がつのるばかり。
とうとう、一人での外出もままならなくなりました。

何回かの発作を経験したあと、精密検査を受けうるために、大学病院の内科を受診。
でも、ここでも異常なしとの診断されました。
ただし医師から「パニック障害という病気かもしれないので、一度精神科を受診したらどうでしょう」と勧められ、精神科を受診。

診断の結果は、「パニック障害」ということで、この病気の症状と治療法について説明を受けました。

治療としては、薬物療法のみで、パニック障害に効果があるとされるSSRIを毎日服用し、発作の時には”抗不安薬”を服用することになりました。

経過としては、3ヶ月ぐらいで発作はほとんどなくなり、半年後には発作に対する不安もほとんどなくなりました。
ただし、再発防止のためにSSRIの服用は継続。

治療開始より2年が経ち、主治医よりSSRIの減量の話が出されました。
パニック障害の症状の特徴
kiji-1-2 パニック障害は、その発症がほとんどの場合、突発性のパニック発作です。
晴天の霹靂とはまさにこのことで、突然に動悸や息苦しさ、胸の痛みといった身体症状が現れ、ものすごい恐怖感と不安におそわれます。
このとき本能的にこの苦しみ、恐怖から逃れようとして、完全なパニック状態になってしまいます。
「このまま死んでしまう……」
「気が狂いそう……」
「気が遠くなり、失神してしまう……」

パニック障害とは、何の前触れもなく、理由もなく、動悸、呼吸困難、胸痛、めまい、吐き気など多彩な身体症状が出現することで、激しい不安、恐怖感におそわれる病気です。

この恐怖感は頻繁に起こり、パニック発作といわれます。

パニック障害は、このパニック発作を中心症状とし、パニック発作がまた起きるのではないかと不安になたり(=予期不安)、発作への恐怖から、いつもと同じ行動(外出)が取れなくなる(=広場恐怖)といった症状があります。
また、併発症状としては抑うつがあります。

パニック発作は主に自律神経系の症状で、さまざまな身体的症状とそれに伴う精神症状があります。

パニック発作で死ぬことはなく、動悸が激しくなるからといって心臓病などの生死にかかわる病気ではありません。

パニック障害は100人いれば3人以上はかかると言われる不安の病であり、特に珍しい病ではありません。
パニック発作の状態
一定の時間内に、強い恐怖感や不快感とともに、以下のような症状が(4つ以上)、突然現れて、10分以内にピークに達し、一定の時間(数十分程度)が過ぎると治まります。

※パニック障害の場合、予期しない発作の繰り返しがキーポイントです。
※発作症状がだらだらと長引いたり、不安や心配が長期間にわたって続いたりするのはパニック発作ではありません。
※発作の起こる状況や場所が特定のものの場合は、他の精神疾患として診断されます。

<身体的症状>

    • 心臓がドキドキする
    • 汗が出てくる
    • 手足や体全体が震える
    • 呼吸が早くなる、息苦しい
    • 息がつまりそう
    • 胸のあたりがいたむ、または不快感
    • 吐き気、食欲不振、おなかまわりがいやな感じ
    • めまい、ふらつき、頭がクラクラ、気が遠くなる感じ
    • しびれやうずき感
    • 寒気がする、あるいはほてりく

<心=恐怖感>

    • 現実ではない感じ、自分が自分ではない気がする
    • 自制が効かない、希望が狂ってしまうのではないかという心配

パニック障害のその他の症状
パニック障害は慢性化してくると、パニック発作以外に「うつ症状」や「残遺症状」が出現することがあります。

うつ病の基本的症状は、気分の落ち込み、何に対して興味・喜びが持てない、食欲がない、睡眠障害、疲れやすい、罪悪感、死を考える、ですが、パニック障害にみられるうつ病は典型的なうつ病とは異なります。
不安発作が繰り返されることで生じてくるうつ病で「非定型うつ病」と言われます。

非定型うつ病の特徴

    • 気分変動性(良いことがあれば気分がよくなるが、悪い出来事には極端に落ち込む)
      実際には、些細な好ましくないことに激しく落ち込むのが実状です。
    • 対人関係への過敏性(他人の言葉に傷つきやすい、対人関係の拒絶に敏感)
    • 手足の鉛のような重さ(高度の疲労感)
    • 過食
    • 過眠

これらの症状は、まわりの家族には”勝手でわがまま”と誤解され、周囲との軋轢を生む場合も少なくなく、社会的または職業的にもトラブルを引き起こしているのが特徴です。

残遺症状について
kiji-1-1 症例でもわかるように、パニック障害は頑固な慢性の病気です。
パニック発作では激しい症状が短期的に出現しますが、慢性化してくるとより穏やかで持続的な症状(残遺症状)が出現することもあります。(やっかいといえばやっかい、単純な病ではありません。これゆえに誤解が生じやすいのかも知れません)

「残遺症状」の内容は、自律神経失調症状のことであり、弱い発作が常に続いているような状態を指します。
強い発作の場合と同じく、生活の様々な側面で、その「生活の質」の低下は、うつ病よりもひどいことも──。

残遺症状の内容

    • 体がゾクゾクして、鳥肌が立つ
    • じっとりとした汗をかく
    • 汗がなかなかひかない
    • 息苦しくなる
    • 喉元がピクピクする
    • 胸がチクチクする、痛くなる
    • 視界がチカチカする
    • 頭痛
    • 首がいたい
    • 頭になんか載っているような感覚
    • 手が冷たい
    • いつも雲の上を歩いているような感じ
    • 動悸がする

他の精神疾患との見分け
パニック発作自体はパニック障害に限るものではありません。
他の精神疾患にも比較的よく見受けられます。
パニック障害の場合は、”予期しないパニック発作の反復”が重要なポイントです。

”発作の起こる状況や場所が特定のものである(=状況依存性)”場合は、パニック障害によるパニック発作ではなく、他の精神疾患になります。

<状況依存性発作>

    • 社会的状況により発生…「社会不安障害」(対人恐怖症・赤面恐怖症)
    • ある特定の対象や状況、場面に対して…「特定の恐怖症」
    • 強迫観念や強迫行為といった強迫症状による…「強迫性障害」
      (他人を脅かす「脅迫」とは全くの別の言葉です)
    • ストレス因子、極度の精神的外傷(トラウマ)による…「外傷後ストレス障害(PTSD)」
    • 愛着ある人や状況から引き離される(年齢や発達に不相応な分離不安)…「分離不安障害」く

<期間の違い>

    • 病的(過剰)な不安状態が慢性的に半年以上…「全般性不安障害」







 

パニック障害の症状の理解

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